ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では146.18円と2時時点(146.09円)と比べて9銭程度のドル高水準。米金利が低下幅を縮小していることでドル円は底堅くなり、一時146.25円前後まで買い戻された。また、先月の月末には大幅に買い上げられたドルランドが18.70ランド台まで高値を更新するなど、明日の月末を前にドル買いを仕掛けていることも、ドルの支えになっている。

 ユーロドルは買い一服。4時時点では1.0923ドルと2時時点(1.0926ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円やドルランドなどに対して、ドル買いが優勢となっていることで、ユーロドルも買いは一服となった。

 ユーロ円は堅調。4時時点では159.68円と2時時点(159.61円)と比べて7銭程度のユーロ高水準。ダウ平均はほぼ横ばいで取引されるなど米株市場の値動きは落ち着いているが、ドル円の買いに連れ159.70円まで上値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.56円 - 146.54円
ユーロドル:1.0855ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:158.55円 - 159.70円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。