ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、頭重い

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重かった。24時時点では145.59円と22時時点(145.86円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。8月米シカゴ購買部協会景気指数が48.7と予想の44.1を上回ったことが伝わると円売り・ドル買いが先行。23時前に一時146.23円付近まで上げた。
 ただ、アジア時間に付けた日通し高値146.25円が目先レジスタンスとして働くと失速した。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると、一時145.46円と日通し安値を更新した。

 ユーロ円はさえない。24時時点では158.04円と22時時点(158.60円)と比べて56銭程度のユーロ安水準。ロンドン・フィキシングに絡んだ円買いのフローが観測されると一時157.90円と本日安値を付けた。

 ユーロドルは弱含み。24時時点では1.0855ドルと22時時点(1.0873ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準となった。米経済指標の上振れを受けて一時1.0840ドルの本日安値までユーロ安・ドル高が進んだものの、下押しは限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.46円 - 146.25円
ユーロドル:1.0840ドル - 1.0940ドル
ユーロ円:157.90円 - 159.75円


(中村)
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