ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、一転上昇
1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は一転上昇した。24時時点では146.01円と22時時点(144.73円)と比べて1円28銭程度のドル高水準だった。低調な8月米雇用統計を受けて一時144.45円と日通し安値を付けたものの、8月11日の安値144.42円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。8月米製造業PMI改定値や8月米ISM製造業景況指数、7月米建設支出が軒並み予想より強い内容だったことが分かると全般ドル買いが加速。24時前に一時146.06円と日通し高値を更新した。
なお、メスター米クリーブランド連銀総裁は「インフレは一定の進展があるものの、依然として高すぎる」「失業率は3.8%と依然として低い」「今後の政策決定はデータに基づく」などと述べた。
ユーロドルは一転下落。24時時点では1.0808ドルと22時時点(1.0864ドル)と比べて0.0056ドル程度のユーロ安水準となった。米雇用統計発表直後に1.0882ドルと本日高値を更新したものの、その後発表の米経済指標が軒並み予想を上回ると1.0804ドルの本日安値まで売り込まれた。
なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは4.05%台から4.18%台まで急上昇した。
ユーロ円は底堅い動き。24時時点では157.80円と22時時点(157.23円)と比べて57銭程度のユーロ高水準。22時前に一時157.06円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり157.89円付近まで持ち直した。ドル円につれた動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.45円 - 146.06円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0882ドル
ユーロ円:157.06円 - 157.97円
(中村)
なお、メスター米クリーブランド連銀総裁は「インフレは一定の進展があるものの、依然として高すぎる」「失業率は3.8%と依然として低い」「今後の政策決定はデータに基づく」などと述べた。
ユーロドルは一転下落。24時時点では1.0808ドルと22時時点(1.0864ドル)と比べて0.0056ドル程度のユーロ安水準となった。米雇用統計発表直後に1.0882ドルと本日高値を更新したものの、その後発表の米経済指標が軒並み予想を上回ると1.0804ドルの本日安値まで売り込まれた。
なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは4.05%台から4.18%台まで急上昇した。
ユーロ円は底堅い動き。24時時点では157.80円と22時時点(157.23円)と比べて57銭程度のユーロ高水準。22時前に一時157.06円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり157.89円付近まで持ち直した。ドル円につれた動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.45円 - 146.06円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0882ドル
ユーロ円:157.06円 - 157.97円
(中村)