東京マーケットダイジェスト・4日 豪ドル高・株高

(4日15時時点)
ドル円:1ドル=146.18円(前営業日NY終値比▲0.04円)
ユーロ円:1ユーロ=157.68円(△0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0787ドル(△0.0007ドル)
日経平均株価:32939.18円(前営業日比△228.56円)
東証株価指数(TOPIX):2373.73(△23.98)
債券先物9月物:146.89円(▲0.15円)
新発10年物国債利回り:0.640%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)          <発表値>    <前回発表値>
8月マネタリーベース(前年同月比)     1.2%      ▲1.3%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。アジア時間は146円台前半での小動きに終始した。9時前に146.02円まで下押す場面があったものの、節目の146.00円を前に売りも一服。一方でここまでの高値は146.26円にとどまり、前週末高値の146.29円手前で伸び悩んだ。

・ユーロ円は下値が堅い。ドル円の下落につれて157.33円まで弱含んだが、その後は日経平均株価などアジア株高を支えにした買い戻しが入り、157.73円まで反発した。また、豪ドル円も94.72円まで上昇。中国当局が前週末に打ち出した住宅需要を喚起する政策が好感されてアジア株高が進むなか、投資家のリスク志向に敏感なオセアニア通貨に買いが入った格好だ。

・ユーロドルも下値が堅い。前週末安値の1.0772ドルに面合わせする場面があったが、同水準付近で下値の堅さを確認すると1.0791ドルまで買い戻された。

・日経平均株価は6日続伸。前週末のダウ平均や週明けのアジア株式相場などが総じて堅調に推移したことを受け、投資家心理の改善を意識した買いが入った。節目の3万3000円手前では利益確定売りなどに押される場面もあったが下値の堅さは維持され、この日の高値で引けた。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。前週末の米国債券相場が下落した流れを引き継いだほか、明日の10年物国債入札を前に持ち高調整目的の売りも観測された。

(岩間)
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