東京マーケットダイジェスト・2日 豪ドル高・株まちまち

(2日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=137.63円(前営業日NY終値比△0.13円)
ユーロ円:1ユーロ=151.21円(△0.25円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0983ドル(△0.0007ドル)
日経平均株価:29157.95円(前営業日比△34.77円)
東証株価指数(TOPIX):2075.53(▲2.53)
債券先物6月物:148.45円(▲0.07円)
新発10年物国債利回り:0.420%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00100%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。
 
(主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
4月マネタリーベース(前年比)    ▲1.7%      ▲1.0%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・豪ドルは買い優勢。豪準備銀行(RBA)はこの日、政策金利を現行の3.60%から3.85%へと引き上げた。市場予想(3.60%で据え置き)に反して利上げが決定されたほか、声明文でも「金融政策の一層の引き締めが必要になるかもしれない」と言及。金融政策の公表後は豪ドル買いが強まり、対ドルで0.6715ドル、対円で92.40円まで大きく値を上げた。

・ドル円は小高い。しばらくは137円台半ばでのもみ合いが続き、様子見ムードが広がっていたが、豪ドル円などの上昇につれて一時137.77円まで値を上げた。

・ユーロ円は強含み。ドル円と同じく豪ドル円の上昇を契機に買いが進み、151.42円と2008年9月以来の高値を更新する場面も見られた。

・ユーロドルは小高い。昨日の海外時間に売りに押された反動から一時1.0994ドルまで上昇したが、節目の1.10ドル台の回復には至らず、その後は1.0980ドル台を中心としたレンジ内でのもみ合いに転じた。

・日経平均株価は小幅に4日続伸。外国為替市場での円安進行などを手掛かりに高く始まったものの、その後は伸び悩む展開に。前日まで連日で年初来の高値を更新した後とあって、国内市場の大型連休を前に利益確定売りが持ち込まれ、一時は下げに転じる場面も見られた。連休中に欧米金融政策の結果公表が控えていることも手控えムードにつながった面がある。

・債券先物相場は続落。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで日本国債も売りが先行し、一時148円32銭まで値を下げた。

(岩間)
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