東京マーケットダイジェスト・13日 豪ドル高・株下値堅い

(13日終値:15時時点)
ドル円:1ドル=133.29円(前営業日NY終値比△0.16円)
ユーロ円:1ユーロ=146.40円(▲0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0983ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:28156.97円(前営業日比△74.27円)
東証株価指数(TOPIX):2007.93(△1.01)
債券先物6月物:147.68円(横ばい)
新発10年物国債利回り:0.455%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00800%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)          <発表値>     <前回発表値>
3月マネーストックM2(前年同期比)     2.6%       2.6%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債             7888億円の処分超 4834億円の処分超
対内株式              2兆3689億円の取得超 622億円の取得超

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・豪ドルは強含み。3月豪雇用統計で失業率や新規雇用者数が予想よりも強い内容となったことで豪中期金利が上昇すると豪ドルもつれ高に。対円では89.51円、対ドルでは0.6721米ドルまでそれぞれ値を上げた。

・ドル円は下値が堅い。朝方に一時132.95円まで下げる場面があったが、その後は豪ドル円の上昇につれて買い戻された。時間外の米・中長期金利の上昇も買いを後押しし、一時133.37円まで持ち直した。

・ユーロドルは上値が重い。午前に一時1.1005ドルまで値を上げたものの、2月2日高値の1.1033ドルが目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み。対円でドルの買い戻しが強まるにつれて1.0983ドルまで下押しした。

・ユーロ円はもみ合い。ユーロドルと同じタイミングで146.60円まで上昇したが、その後にユーロドルが伸び悩んだこともあり上値は限られた。

・日経平均株価は5日続伸。序盤は下落して始まり指数は一時100円超下落したが、一巡後は押し目買いが入り下値を切り上げる展開に。日銀の金融緩和継続期待が相場を支えた面があり、プラス圏を回復した。

・債券先物相場は横ばい。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで買いが先行し、一時147.84円まで上昇したが、一巡後は利食い売りに押され上げ幅を消した。


(越後)
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