今日の株式見通し-軟調か 強い経済指標を受けて米長期金利が一段と上昇
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は198ドル安の34443ドルで取引を終えた。8月ISM非製造業指数が市場予想を上回り、長期金利が上昇。原油価格の上昇も続いたことからインフレ長期化を警戒した売りに押された。ドル円は足元147円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて115円安の33125円、ドル建てが120円安の33120円で取引を終えた。
注目の経済指標が米長期金利の上昇要因となり、米国株も売りで反応したことから、日本株も連れ安の展開を予想する。前日5日は長期金利が上昇する中でもナスダックが値を保ったが、6日はアップルやエヌビディアが大きく下げており、ナスダックが1.1%安と3指数の中で最もパフォーマンスが悪かった。ハイテクグロース株にはネガティブな影響が想定される。日経平均はきのうまで8日続伸しており、押しが深くなれば上昇に乗り遅れた投資家からの買いは入るだろう。ただし、米金利の絶対水準が上がってくると足元で動きの良い大型バリュー株に利益確定売りが出やすくなることから、場中は下押し圧力が強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33000円-33300円
注目の経済指標が米長期金利の上昇要因となり、米国株も売りで反応したことから、日本株も連れ安の展開を予想する。前日5日は長期金利が上昇する中でもナスダックが値を保ったが、6日はアップルやエヌビディアが大きく下げており、ナスダックが1.1%安と3指数の中で最もパフォーマンスが悪かった。ハイテクグロース株にはネガティブな影響が想定される。日経平均はきのうまで8日続伸しており、押しが深くなれば上昇に乗り遅れた投資家からの買いは入るだろう。ただし、米金利の絶対水準が上がってくると足元で動きの良い大型バリュー株に利益確定売りが出やすくなることから、場中は下押し圧力が強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33000円-33300円