東京マーケットダイジェスト・15日 豪ドル高・株高

(15日15時時点)
ドル円:1ドル=147.40円(前営業日NY終値比▲0.07円)
ユーロ円:1ユーロ=157.07円(△0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0655ドル(△0.0012ドル)
日経平均株価:33533.09円(前営業日比△364.99円)
東証株価指数(TOPIX):2428.38(△22.81)
債券先物12月物:145.72円(△0.10円)
新発10年物国債利回り:0.700%(▲0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)       <発表値>     <前回発表値>
7月第三次産業活動指数(前月比)   0.9%      ▲0.4%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。朝方は147.34円まで売りが先行したものの、週末の5・10日(ゴトー日)とあって下値は限られ、その後はしばらく147.45円を挟んだもみ合いが続いた。午後に入って「植田日銀総裁の発言と市場解釈にギャップがある」との発言が伝わると一時147.69円まで上昇したものの、すぐに戻り売りに押されるなど買いは続かなかった。

・豪ドルは堅調。8月中国小売売上高や8月中国鉱工業生産が予想を上回ったほか、一部報道で中国政府が「今週、外為ブローカーに自己勘定の取引を減らすように指示した」と報じられたことが材料視され、対ドルで0.6474米ドル、対円で95.55円までそれぞれ値を上げた。

・ユーロドルはじり高。昨日に大きく下落した反動からショートカバーが強まり、一時1.0659ドルまで値を上げた。

・ユーロ円は底堅い。日経平均株価の上昇や日銀総裁発言に関する一部報道、ユーロドルの上昇などを追い風に一時157.30円まで値を上げた。

・日経平均株価は続伸。昨日の米国株式相場が上昇したことを背景に買いが強まった。中国景気に対する過度な警戒感が後退したことも買い安心感につながり、指数は一時470円近く上昇した。

・債券先物相場は3日続伸。米長期金利の上昇を受けて国内債も売りが先行したが、今週の5・20年債入札で需要が確認されたことも支えに徐々に買い戻しが入り145.81円まで上昇した。

(越後)
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