東京マーケットダイジェスト・19日 ドル底堅い・株安

(19日15時時点)
ドル円:1ドル=147.78円(前営業日NY終値比△0.17円)
ユーロ円:1ユーロ=157.83円(△0.01円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0679ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:33242.59円(前営業日比▲290.50円)
東証株価指数(TOPIX):2430.30(△1.92)
債券先物12月物:145.52円(▲0.20円)
新発10年物国債利回り:0.715%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.00300%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。本邦長期金利の上昇と時間外の米金利低下を受けて、日米金利差縮小を見越した売りが先行。一時147.51円まで値を下げた。ただ、その後は連休明けの仲値に向けた買いが観測されたほか、米長期金利が低下幅を縮小したことに伴って買い戻しが入り、147.86円まで反発。昨日高値の147.88円に迫る水準まで値を上げた。

・ユーロドルは上値が重い。一時1.0697ドルまで上昇する場面があったが、昨日高値の1.0699ドル手前で上値を抑えられると米金利の低下幅縮小とともに1.0676ドルまで押し戻された。

・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、157円台後半での方向感を欠いた動きが続いた。

・日経平均株価は3営業日ぶりに反落。前週末の米国株式市場でハイテク株を中心に売りが進んだことを受け、連休明けの国内株式市場では半導体関連株などが下落した。指数は一時400円超下げる場面もあったが、一巡後は銀行株など大型株の一角に買いが入ったことで下げ渋った。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反落。夜間取引からの流れを引き継いで売りが先行した。本日の流動性供給入札は順調だったと伝わったものの、日銀のマイナス金利解除を巡る思惑が相場の重しとなり、戻りは鈍かった。

(岩間)
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