欧州マーケットダイジェスト・20日 株高・金利低下・ドル安
(20日終値:21日2時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.54円(20日15時時点比▲0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.38円(△0.43円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0735ドル(△0.0056ドル)
FTSE100種総合株価指数:7731.65(前営業日比△71.45)
ドイツ株式指数(DAX):15781.59(△117.11)
10年物英国債利回り:4.215%(▲0.125%)
10年物独国債利回り:2.702%(▲0.036%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
8月独生産者物価指数(PPI)
前月比 0.3% ▲1.1%
8月英消費者物価指数(CPI)
前月比 0.3% ▲0.4%
前年比 6.7% 6.8%
CPIコア指数(前年比) 6.2% 6.9%
8月英小売物価指数(RPI)
前月比 0.6% ▲0.6%
前年比 9.1% 9.0%
7月ユーロ圏建設支出
前月比 0.8% ▲1.2%・改
前年比 1.0% ▲0.8%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。東京市場で円安が進んだ流れを引き継いで円売り・ドル買いが先行。15日の高値147.95円を上抜けると目先のストップロスを誘発し、一時148.17円と昨年11月4日以来の高値を更新した。
ただ、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に買いの勢いは長続きしなかった。政府・日銀による円買い介入への警戒から円買い・ドル売りが入ったほか、米長期金利の低下が相場の重しとなり、1時30分過ぎに一時147.50円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは堅調。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが優勢になったほか、米長期金利の指標である米10年債利回りが4.31%台まで低下したことがドル売りを促した。1時30分過ぎには一時1.0737ドルと日通し高値を更新した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.67まで低下した。
・ポンドドルは底堅い動き。8月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると、英中銀(BOE)が利上げを終了するとの観測が広がりポンド売りが先行。15時過ぎに一時1.2334ドルと本日安値を更新した。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧州株相場の上昇でリスク・オンのドル売りが出たほか、米金利低下に伴うドル売りが優勢となり一時1.2421ドルと本日高値を更新した。
・ユーロ円は堅調。ドル円の下落につれた売りが出た一方、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。欧州株価の上昇に伴う円売り・ユーロ買いも出て、1時30分過ぎに158.45円と日通し高値を付けた。
・ロンドン株式相場は続伸。8月英CPIが予想を下回るとBOEの利上げ継続観測が後退し、英株に買いが入った。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値を上げたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われた。半面、BPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。英インフレ指標の下振れをきっかけに英国株が上昇すると独株にも買いが波及した。個別ではザルトリウス(4.62%高)やシムライズ(3.71%高)、ザランド(3.34%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。BOEの利上げ終了観測が強まると英国債に買いが入った。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=147.54円(20日15時時点比▲0.36円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.38円(△0.43円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0735ドル(△0.0056ドル)
FTSE100種総合株価指数:7731.65(前営業日比△71.45)
ドイツ株式指数(DAX):15781.59(△117.11)
10年物英国債利回り:4.215%(▲0.125%)
10年物独国債利回り:2.702%(▲0.036%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
8月独生産者物価指数(PPI)
前月比 0.3% ▲1.1%
8月英消費者物価指数(CPI)
前月比 0.3% ▲0.4%
前年比 6.7% 6.8%
CPIコア指数(前年比) 6.2% 6.9%
8月英小売物価指数(RPI)
前月比 0.6% ▲0.6%
前年比 9.1% 9.0%
7月ユーロ圏建設支出
前月比 0.8% ▲1.2%・改
前年比 1.0% ▲0.8%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。東京市場で円安が進んだ流れを引き継いで円売り・ドル買いが先行。15日の高値147.95円を上抜けると目先のストップロスを誘発し、一時148.17円と昨年11月4日以来の高値を更新した。
ただ、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を前に買いの勢いは長続きしなかった。政府・日銀による円買い介入への警戒から円買い・ドル売りが入ったほか、米長期金利の低下が相場の重しとなり、1時30分過ぎに一時147.50円と日通し安値を更新した。
・ユーロドルは堅調。欧州株相場の上昇を背景にリスク・オンのユーロ買い・ドル売りが優勢になったほか、米長期金利の指標である米10年債利回りが4.31%台まで低下したことがドル売りを促した。1時30分過ぎには一時1.0737ドルと日通し高値を更新した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.67まで低下した。
・ポンドドルは底堅い動き。8月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回ると、英中銀(BOE)が利上げを終了するとの観測が広がりポンド売りが先行。15時過ぎに一時1.2334ドルと本日安値を更新した。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。欧州株相場の上昇でリスク・オンのドル売りが出たほか、米金利低下に伴うドル売りが優勢となり一時1.2421ドルと本日高値を更新した。
・ユーロ円は堅調。ドル円の下落につれた売りが出た一方、ユーロドルの上昇につれた買いが入った。欧州株価の上昇に伴う円売り・ユーロ買いも出て、1時30分過ぎに158.45円と日通し高値を付けた。
・ロンドン株式相場は続伸。8月英CPIが予想を下回るとBOEの利上げ継続観測が後退し、英株に買いが入った。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値を上げたほか、アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われた。半面、BPやシェルなどエネルギー株が売られた。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。英インフレ指標の下振れをきっかけに英国株が上昇すると独株にも買いが波及した。個別ではザルトリウス(4.62%高)やシムライズ(3.71%高)、ザランド(3.34%高)などの上昇が目立った。
・欧州債券相場は上昇。BOEの利上げ終了観測が強まると英国債に買いが入った。
(中村)