東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い

 29日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では149.38円とニューヨーク市場の終値(149.31円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。東京勢が本格参入すると徐々にドル買いが優勢になった。本日は月末・期末にくわえて週末の実質5・10日(ゴトー日)にあたり、仲値に向けてのフローが注目されるなかでジワリと上値を試した。大きな動きはなかったものの、一時149.45円まで買われている。

 ユーロ円はじり高。10時時点では157.80円とニューヨーク市場の終値(157.76円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。全般円売りが進むなか、昨日高値157.87円を僅かに上回って157.88円まで上昇した。
 ほか豪ドル円も昨日高値95.97円を超えて、96.01円まで上げ幅を広げている。

 ユーロドルは10時時点では1.0564ドルとニューヨーク市場の終値(1.0566ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高推移につれて1.0558ドルまで下押すも、一巡後は1.0560ドル台でもみ合った。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 149.45円
ユーロドル:1.0558ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:157.56円 - 157.83円


(小針)
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