ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 4日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では149.03円と2時時点(148.89円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。1時前の下げでも欧州序盤につけた148.74円に届かず、下値の堅さが確認された。クロス円が底堅さを取り戻しつつあるなかドル円も買い優勢となり、149.13円付近まで水準を上げた。

 ユーロドルはやや伸び悩み。4時時点では1.0503ドルと2時時点(1.0512ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準となった。目立った動きはなかったものの、ドル円のドル高推移が重しとなった。

 ユーロ円は小じっかり。4時時点では156.54円と2時時点(156.51円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。ダウ平均が前日終値付近での上下だが、その他の米株主要指数は強含み。ユーロ円の下値の堅さに繋がり、一時156.63円付近までじり高となった。
 またWTI原油先物は大幅安で終えたもののカナダドル円は下げ渋り、108.47円近辺まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.74円 - 149.32円
ユーロドル:1.0451ドル - 1.0532ドル
ユーロ円:155.83円 - 156.77円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。