ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、伸び悩み

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。4時時点では148.86円と2時時点(149.09円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りは2007年以来の4.80%台に乗せたものの、為替は持ち高調整の動きが中心となった。欧州通貨も対ドルで買い戻されるなか、ドル円は148.86円まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は戻り限定。4時時点では155.92円と2時時点(155.98円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。ダウ平均が500ドル超安まで下げ幅を拡大するのを眺め、再び155.80円台までユーロ安円高に傾いた。米株の売りが止むと買い戻されるも、156円台乗せでは上値を抑えられた。

 ユーロドルはじり高。4時時点では1.0474ドルと2時時点(1.0462ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準となった。米10年債利回りが上げ幅を拡大した場面でも下押しは限定された。一巡後はショートカバーが優勢になり、1.0480ドルまで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.43円 - 150.16円
ユーロドル:1.0448ドル - 1.0493ドル
ユーロ円:154.46円 - 157.36円


(小針)
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