東京外国為替市場概況・8時 NZドル、弱含み

 17日の東京外国為替市場でNZドルは弱含み。7-9月期NZ消費者物価指数(CPI)が前期比・前年比ともに市場予想を下回る結果となったことを受け、NZドル売りで反応した。対ドルでは0.5900ドル、対円では88.22円までそれぞれ下押しした。

 ドル円はもみ合い。8時時点では149.59円とニューヨーク市場の終値(149.51円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。149.50円台を中心とするもみ合いとなった。狭い値幅内での推移に終始した昨日レンジ(149.32-76円)の中央値付近に位置しており、目先は昨日高値・安値のどちらを試しにいく展開となるか注目される。

 ユーロ円ももみ合い。8時時点では157.90円とニューヨーク市場の終値(157.90円)とほぼ同水準だった。前日終値付近での小動きとなっており、日本株の取引開始や本邦勢の本格参入を待つ状態だ。

 ユーロドルは8時時点では1.0556ドルとニューヨーク市場の終値(1.0560ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準。前日終値付近で動意を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.49円 - 149.64円
ユーロドル:1.0556ドル - 1.0562ドル
ユーロ円:157.84円 - 158.01円

(岩間)
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