欧州マーケットダイジェスト・19日 株安・金利上昇・ユーロ高
(19日終値:20日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=149.76円(19日15時時点比▲0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.73円(△0.97円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0598ドル(△0.0065ドル)
FTSE100種総合株価指数:7499.53(前営業日比▲88.47)
ドイツ株式指数(DAX):15045.23(▲49.68)
10年物英国債利回り:4.673%(△0.016%)
10年物独国債利回り:2.931%(△0.007%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月仏企業景況感指数 98 100
8月ユーロ圏経常収支(季調済) 277億ユーロの黒字 210億ユーロの黒字・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は神経質な動き。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に様子見ムードが広がり、しばらくは149円台後半でのもみ合いが続いた。その後、パウエル氏の発言が伝わると売買が交錯し、荒い値動きとなった。
パウエル氏はこの日、「リスクや累積利上げを踏まえ、FOMCは進んでいる」「地政学的緊張は非常に高まっており、主要なリスクに」と述べた一方、「インフレは依然として高すぎる、さらなる進展が必要」などと発言。1時過ぎに149.96円と3日以来の高値を付けたものの、米10年債利回りが4.88%台まで低下したことに伴って149.68円付近まで下押しした。
ただ、東京時間に付けた日通し安値149.67円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。パウエル氏が質疑応答で「金利の高さ、期間が十分でない可能性がある」「現在の政策が引き締め過ぎでないことは明らか」と指摘したこともドル買い戻しを促し、149.93円付近まで持ち直した。
もっとも、パウエル氏が「利回りの上昇は利上げの必要性低下を意味し得る」との考えを示すと149.69円付近まで押し戻されている。
・ユーロドルは上昇した。欧州債利回りの上昇などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。NY市場ではパウエルFRB議長の発言が伝わった直後に一時1.0616ドルと12日以来の高値を付ける場面があった。もっとも、1.06ドル台では戻り売りなどが出たため、滞空時間は短かった。
パウエル氏の発言については「ややハト派的だった」との見方があり、米10年債利回りは4.88%台まで低下する場面があった。もっとも、そのあとは再び上昇に転じ一時4.9920%前後と2007年7月以来の高水準を記録した。
・ユーロ円はユーロドルにつれた動き。欧州勢参入後はユーロカナダドルなど一部ユーロクロスが堅調に推移したことも支えとなり、円安・ユーロ高が進んだ。NY市場ではユーロドルが日通し高値を付けたタイミングで158.93円まで値を上げた。
・ロンドン株式相場は続落。中東情勢の悪化や米長期金利の上昇など背景に前日の米国株相場が下落すると英株にも売りが波及した。本日のアジア株相場が軟調に推移したことも相場の重し。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、グレンコアやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりした。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株も軟調だった。
・フランクフルト株式相場は続落。前日の米国株や本日のアジア株相場が下落すると、投資家心理が悪化。独株にも売りが出た。個別ではボノビア(4.81%安)やコンチネンタル(4.48%安)、ラインメタル(3.37%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。伊10年債利回りが一時5%台に乗せ、2012年11月以来の高水準を付けた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=149.76円(19日15時時点比▲0.02円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.73円(△0.97円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0598ドル(△0.0065ドル)
FTSE100種総合株価指数:7499.53(前営業日比▲88.47)
ドイツ株式指数(DAX):15045.23(▲49.68)
10年物英国債利回り:4.673%(△0.016%)
10年物独国債利回り:2.931%(△0.007%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月仏企業景況感指数 98 100
8月ユーロ圏経常収支(季調済) 277億ユーロの黒字 210億ユーロの黒字・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は神経質な動き。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を前に様子見ムードが広がり、しばらくは149円台後半でのもみ合いが続いた。その後、パウエル氏の発言が伝わると売買が交錯し、荒い値動きとなった。
パウエル氏はこの日、「リスクや累積利上げを踏まえ、FOMCは進んでいる」「地政学的緊張は非常に高まっており、主要なリスクに」と述べた一方、「インフレは依然として高すぎる、さらなる進展が必要」などと発言。1時過ぎに149.96円と3日以来の高値を付けたものの、米10年債利回りが4.88%台まで低下したことに伴って149.68円付近まで下押しした。
ただ、東京時間に付けた日通し安値149.67円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。パウエル氏が質疑応答で「金利の高さ、期間が十分でない可能性がある」「現在の政策が引き締め過ぎでないことは明らか」と指摘したこともドル買い戻しを促し、149.93円付近まで持ち直した。
もっとも、パウエル氏が「利回りの上昇は利上げの必要性低下を意味し得る」との考えを示すと149.69円付近まで押し戻されている。
・ユーロドルは上昇した。欧州債利回りの上昇などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。NY市場ではパウエルFRB議長の発言が伝わった直後に一時1.0616ドルと12日以来の高値を付ける場面があった。もっとも、1.06ドル台では戻り売りなどが出たため、滞空時間は短かった。
パウエル氏の発言については「ややハト派的だった」との見方があり、米10年債利回りは4.88%台まで低下する場面があった。もっとも、そのあとは再び上昇に転じ一時4.9920%前後と2007年7月以来の高水準を記録した。
・ユーロ円はユーロドルにつれた動き。欧州勢参入後はユーロカナダドルなど一部ユーロクロスが堅調に推移したことも支えとなり、円安・ユーロ高が進んだ。NY市場ではユーロドルが日通し高値を付けたタイミングで158.93円まで値を上げた。
・ロンドン株式相場は続落。中東情勢の悪化や米長期金利の上昇など背景に前日の米国株相場が下落すると英株にも売りが波及した。本日のアジア株相場が軟調に推移したことも相場の重し。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、グレンコアやアングロ・アメリカンなど素材株が値下がりした。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株も軟調だった。
・フランクフルト株式相場は続落。前日の米国株や本日のアジア株相場が下落すると、投資家心理が悪化。独株にも売りが出た。個別ではボノビア(4.81%安)やコンチネンタル(4.48%安)、ラインメタル(3.37%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。伊10年債利回りが一時5%台に乗せ、2012年11月以来の高水準を付けた。
(中村)