ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、伸び悩み

 20日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は伸び悩み。4時時点では158.73円と2時時点(158.68円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ダウ平均が二桁安まで下げ幅を縮小するのを眺め、158.89円まで上昇。しかしながら、昨日と本日の高値158.93円が抵抗水準として働き、米株が軟調に転じたことも重しとなり、再び158.70円割れまで上値を切り下げた。

 ユーロドルは上昇一服。4時時点では1.0592ドルと2時時点(1.0589ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準となった。ユーロ円が上げたタイミングで1.0604ドルまでユーロ高が進んだ。もっとも一巡後はユーロ円とともに水準を下げている。
 なお、一部通信社が「欧米はガザ侵攻を遅らせるよう、イスラエルに圧力をかけている」と報じた。これを受け、ユーロスイスフランが一時0.9455フランまで持ち直した。

 ドル円は4時時点では149.85円と2時時点(149.85円)とほぼ同水準だった。149.80円台で方向感なく上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.69円 - 149.99円
ユーロドル:1.0565ドル - 1.0604ドル
ユーロ円:158.34円 - 158.93円


(小針)
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