東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 23日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では149.86円とニューヨーク市場の終値(149.86円)とほぼ同水準だった。149.80円台を中心としたもみ合いとなった。本日は香港市場が休場で通常より取引参加者が減少する見込み。依然として高値警戒感が意識されるなか、基本的には神経質な展開となりそうだが、流動性の低下による突発的な荒い値動きへの警戒も必要となる。
 なお、一部金融機関では週明け早朝の流動性が低下した時間帯に150.11円まで上昇したとみなすところもあるようだ。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0591ドルとニューヨーク市場の終値(1.0594ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。前週末終値を挟んだ小動きとなった。アジア時間は手掛かり材料が乏しいものの、中東情勢の緊迫化によるリスク回避の動きには注意しておきたい。

 ユーロ円は8時時点では158.72円とニューヨーク市場の終値(158.77円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。158円台後半での神経質な値動きとなった。週明けの日本株の取引開始を待つ状態だ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.74円 - 150.11円
ユーロドル:1.0588ドル - 1.0601ドル
ユーロ円:158.65円 - 159.05円

(岩間)
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