ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では151.49円と22時時点(151.40円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りの低下に伴って151.33円付近まで弱含む場面があったが、米長期金利の低下が一服すると徐々に買い戻しが入った。米指標の発表後にはやや買いが強まり、一時151.55円まで本日高値を更新した。
 なお、米ミシガン大学が発表した11月消費者態度指数(速報値)は60.4と市場予想(63.7)を下回る結果となったが、消費者の期待インフレ率は1年先・5年先とも市場予想を上回った。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0664ドルと22時時点(1.0682ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準となった。米長期金利が低下した場面で1.0693ドルまで本日高値を更新したが、その後はドル買い戻しの流れに沿って1.0660ドル台まで押し戻された。

 ユーロ円は4時時点では161.58円と22時時点(161.72円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。しばらくは本日高値圏でのもみ合いが続いたが、ユーロドルの下げにつれて161.50円台まで伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.22円 - 151.55円
ユーロドル:1.0656ドル - 1.0693ドル
ユーロ円:161.36円 - 161.86円

(岩間)
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