東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、軟調

 16日の東京外国為替市場でユーロ円は軟調。12時時点では163.89円とニューヨーク市場の終値(164.20円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。ここ最近高値更新を続けてきたクロス円全般の利食いや、アジア株安を受けたリスク回避の円買いが入り163.87円まで水準を切り下げた。ポンド円も187.31円、豪ドル円は97.76円、NZドル円は90.31円まで弱含んだ。

 ドル円も円買いを一時強めた。12時時点では151.29円とニューヨーク市場の終値(151.36円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。クロス円の円高推移もあって151.12円まで下押し。その後は時間外取引の米10年債利回りが4.50%付近を目先の底に下げ渋ったことからやや戻した。

 ユーロドルは重い。12時時点では1.0833ドルとニューヨーク市場の終値(1.0848ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。リスク回避方向へ傾斜するなか、ユーロ円の下落とともに1.0830ドルまでじり安となった。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:151.12円 - 151.37円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0856ドル
ユーロ円:163.87円 - 164.22円

(関口)
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