東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、上値が重い

 17日の東京外国為替市場でユーロ円は上値が重い。12時時点では163.33円とニューヨーク市場の終値(163.57円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。一時プラス圏に浮上した日経平均株価が再びマイナスになったほか、中国株などアジア株もさえないスタート。リスク回避を意識した円買いに傾き、ユーロ円は昨日安値163.26円を割り込み、163.25円まで下落した。

 ドル円も円高傾向。12時時点では150.46円とニューヨーク市場の終値(150.69円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。クロス円の円高推移や時間外取引の米10年債利回りの低下を受け、150.42円までじり安となった。

 ユーロドルは限られたレンジで推移。12時時点では1.0855ドルとニューヨーク市場の終値(1.0852ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高/ドル安水準だった。値幅は引き続き限られるが1.0857ドルまで小幅に上値を広げた。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:150.42円 - 150.78円
ユーロドル:1.0848ドル - 1.0857ドル
ユーロ円:163.25円 - 163.61円

(関口)
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