ドル円 FRB議長発言で一時戻した後は失速 147.03円まで日通し安値更新

 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が「金融緩和の時期を推測するのは時期尚早」「適切であれば追加引き締めの用意がある」などと述べ、ドル円は147.84円前後へ戻したものの失速。147.03円まで日通し安値を更新した。

 前日にもデイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「FRBが利上げを完了したかどうかを考えるのは時期尚早」、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁も「景気抑制的な金融政策はかなりの期間続くと想定」「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」などとすでに述べたこともあり、一層の反発を後押しするインパクトに欠けたもよう。

(関口)
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