欧州マーケットダイジェスト・4日 株まちまち・金利まちまち・ドル高
(4日終値:5日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.25円(4日15時時点比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.40円(▲0.17円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0825ドル(▲0.0044ドル)
FTSE100種総合株価指数:7512.96(前営業日比▲16.39)
ドイツ株式指数(DAX):16404.76(△7.24)
10年物英国債利回り:4.194%(△0.053%)
10年物独国債利回り:2.354%(▲0.008%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月独貿易収支 178億ユーロの黒字 167億ユーロの黒字・改
11月トルコ消費者物価指数(CPI)
前月比 3.28% 3.43%
前年比 61.98% 61.36%
11月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 ▲0.2% 0.1%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。全般に手掛かり材料を欠いたこともあり、米金利動向に振らされる展開となった。欧州勢の参入後に対スイスフランなどでドル買いが進み、米10年債利回りが4.25%台まで上昇した場面では147.11円まで買いが入った。NY時間に入って米10年債利回りが4.23%台まで低下すると、146.40円台まで弱含んだものの、一巡後は4.29%台まで再び上昇したことに伴って147.27円まで反発。10月米製造業新規受注は市場予想より弱い結果となったが、相場への影響は限られた。
・ユーロドルは弱含み。欧州勢の参入後から1.08ドル台後半で頭の重い動きとなっていたが、NY時間に入ると米長期金利の上昇を背景にしたユーロ売り・ドル買いの動きが活発化。前週末安値の1.0829ドルを下抜けて、11月14日以来の安値となる1.0804ドルまで下押しした。
なお、ドルスイスフランは11月スイス消費者物価指数(CPI)が前年比で2021年10月以来の水準まで伸びが鈍化した影響もあり、一時0.8755スイスフランまでドル高・スイスフラン安が進んだ。
・ユーロ円は下げ渋り。ユーロドルの下落につれて158.71円まで下押す場面も見られたが、一巡後はドル円の上昇に伴って買い戻しが入り、159.40円台まで下値を切り上げた。
・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反落。前週末の上昇を支えた素材株が売りに押され、指数を押し下げた。また、シェルやBPなどのエネルギー株も軟調に推移した。
・フランクフルト株式相場は小幅に5日続伸し、7月31日以来の高値となった。前週末終値を挟んだ方向感の乏しい動きとなった。個別ではメルク(1.92%高)やキアゲン(0.87%高)などが上昇した一方、MTUエアロ・エンジンズ(2.42%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場はまちまち。
(岩間)
ドル・円相場:1ドル=147.25円(4日15時時点比△0.44円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.40円(▲0.17円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0825ドル(▲0.0044ドル)
FTSE100種総合株価指数:7512.96(前営業日比▲16.39)
ドイツ株式指数(DAX):16404.76(△7.24)
10年物英国債利回り:4.194%(△0.053%)
10年物独国債利回り:2.354%(▲0.008%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月独貿易収支 178億ユーロの黒字 167億ユーロの黒字・改
11月トルコ消費者物価指数(CPI)
前月比 3.28% 3.43%
前年比 61.98% 61.36%
11月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比 ▲0.2% 0.1%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は底堅い。全般に手掛かり材料を欠いたこともあり、米金利動向に振らされる展開となった。欧州勢の参入後に対スイスフランなどでドル買いが進み、米10年債利回りが4.25%台まで上昇した場面では147.11円まで買いが入った。NY時間に入って米10年債利回りが4.23%台まで低下すると、146.40円台まで弱含んだものの、一巡後は4.29%台まで再び上昇したことに伴って147.27円まで反発。10月米製造業新規受注は市場予想より弱い結果となったが、相場への影響は限られた。
・ユーロドルは弱含み。欧州勢の参入後から1.08ドル台後半で頭の重い動きとなっていたが、NY時間に入ると米長期金利の上昇を背景にしたユーロ売り・ドル買いの動きが活発化。前週末安値の1.0829ドルを下抜けて、11月14日以来の安値となる1.0804ドルまで下押しした。
なお、ドルスイスフランは11月スイス消費者物価指数(CPI)が前年比で2021年10月以来の水準まで伸びが鈍化した影響もあり、一時0.8755スイスフランまでドル高・スイスフラン安が進んだ。
・ユーロ円は下げ渋り。ユーロドルの下落につれて158.71円まで下押す場面も見られたが、一巡後はドル円の上昇に伴って買い戻しが入り、159.40円台まで下値を切り上げた。
・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反落。前週末の上昇を支えた素材株が売りに押され、指数を押し下げた。また、シェルやBPなどのエネルギー株も軟調に推移した。
・フランクフルト株式相場は小幅に5日続伸し、7月31日以来の高値となった。前週末終値を挟んだ方向感の乏しい動きとなった。個別ではメルク(1.92%高)やキアゲン(0.87%高)などが上昇した一方、MTUエアロ・エンジンズ(2.42%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場はまちまち。
(岩間)