NYマーケットダイジェスト・4日 株安・金利上昇・ドル高
(4日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.21円(前営業日比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.52円(▲0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0836ドル(▲0.0048ドル)
ダウ工業株30種平均:36204.44ドル(▲41.06ドル)
ナスダック総合株価指数:14185.50(▲119.53)
10年物米国債利回り:4.25%(△0.06%)
WTI原油先物1月限:1バレル=73.04ドル(▲1.03ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2042.2ドル(▲47.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米製造業新規受注(前月比) ▲3.6% 2.3%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。全般に手掛かり材料を欠いたこともあり、米金利動向に振らされる展開となった。米10年債利回りが24時過ぎに4.23%台まで低下した場面では146.40円台まで弱含んだものの、一巡後は4.29%台まで上昇したことに伴って147.45円まで反発。ダウ平均の下げ幅縮小なども相場を下支えした格好となったが、引けにかけては米10年債利回りが4.25%台まで再び上昇幅を縮めたことから147.10円台まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは4日続落。米長期金利の上昇を背景にしたユーロ売り・ドル買いの動きが活発化し、前週末安値の1.0829ドルを下抜けて、11月14日以来の安値となる1.0804ドルまで下押しした。もっとも、その後は米金利上昇が一服したことから1.0830ドル台まで下げ渋った。
・ユーロ円は6日続落。ユーロドルの下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時158.71円まで下押し。その後はユーロドルの下げ渋りや米株の下げ幅縮小などを支えに159.60円付近まで下値を切り上げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。前週末に年初来の高値を更新した後とあって、利益確定目的の売りが先行した。一時は210ドル超安まで下押す場面も見られたが、根強い米利下げ期待を背景にした押し目買いも入ったことから徐々に下げ幅を縮小。引けにかけて前週末の終値手前まで買い戻しが入った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。利回りが前週末に約3カ月ぶりの水準まで低下していたこともあり、持ち高調整目的の債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は3日続落。需要減退懸念を背景として軟調に推移した。なお、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は「石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非OPEC主要参加国による枠組みであるOPECプラスの減産について、必要な場合は2024年3月以降も継続できる」と発言している。
・金先物相場は大幅反落。米国の利下げ期待を背景に時間外取引では急伸するも、その後は米10年債利回りの上昇が重しとなり、利益確定売りに押されて反落した。
(岩間)
ドル・円相場:1ドル=147.21円(前営業日比△0.39円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.52円(▲0.23円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0836ドル(▲0.0048ドル)
ダウ工業株30種平均:36204.44ドル(▲41.06ドル)
ナスダック総合株価指数:14185.50(▲119.53)
10年物米国債利回り:4.25%(△0.06%)
WTI原油先物1月限:1バレル=73.04ドル(▲1.03ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2042.2ドル(▲47.5ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月米製造業新規受注(前月比) ▲3.6% 2.3%・改
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は反発。全般に手掛かり材料を欠いたこともあり、米金利動向に振らされる展開となった。米10年債利回りが24時過ぎに4.23%台まで低下した場面では146.40円台まで弱含んだものの、一巡後は4.29%台まで上昇したことに伴って147.45円まで反発。ダウ平均の下げ幅縮小なども相場を下支えした格好となったが、引けにかけては米10年債利回りが4.25%台まで再び上昇幅を縮めたことから147.10円台まで伸び悩んだ。
・ユーロドルは4日続落。米長期金利の上昇を背景にしたユーロ売り・ドル買いの動きが活発化し、前週末安値の1.0829ドルを下抜けて、11月14日以来の安値となる1.0804ドルまで下押しした。もっとも、その後は米金利上昇が一服したことから1.0830ドル台まで下げ渋った。
・ユーロ円は6日続落。ユーロドルの下落につれて円買い・ユーロ売りが進み、一時158.71円まで下押し。その後はユーロドルの下げ渋りや米株の下げ幅縮小などを支えに159.60円付近まで下値を切り上げた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。前週末に年初来の高値を更新した後とあって、利益確定目的の売りが先行した。一時は210ドル超安まで下押す場面も見られたが、根強い米利下げ期待を背景にした押し目買いも入ったことから徐々に下げ幅を縮小。引けにかけて前週末の終値手前まで買い戻しが入った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反落。利回りが前週末に約3カ月ぶりの水準まで低下していたこともあり、持ち高調整目的の債券売りが優勢となった。
・原油先物相場は3日続落。需要減退懸念を背景として軟調に推移した。なお、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は「石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非OPEC主要参加国による枠組みであるOPECプラスの減産について、必要な場合は2024年3月以降も継続できる」と発言している。
・金先物相場は大幅反落。米国の利下げ期待を背景に時間外取引では急伸するも、その後は米10年債利回りの上昇が重しとなり、利益確定売りに押されて反落した。
(岩間)