NYマーケットダイジェスト・5日 株まちまち・金利低下・ユーロ安
(5日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.15円(前営業日比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.87円(▲0.65円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0797ドル(▲0.0039ドル)
ダウ工業株30種平均:36124.56ドル(▲79.88ドル)
ナスダック総合株価指数:14229.91(△44.42)
10年物米国債利回り:4.16%(▲0.09%)
WTI原油先物1月限:1バレル=72.32ドル(▲0.72ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2036.3ドル(▲5.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米サービス部門PMI改定値 50.8 50.8
11月米総合PMI改定値 50.7 50.7
10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数 873.3万件 935.0万件・改
11月米ISM非製造業指数 52.7 51.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅反落。NY勢の本格参入後は147.00円を挟んで神経質に上下した。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が873.3万件と市場予想の930.0万件を下回る結果となったことを受け、米長期金利の低下とともに一時146.57円まで下押ししたが、一巡後は下値を切り上げる展開に。米金利はその後も低下基調を維持したが、対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだ影響から、3時30分過ぎには147.39円まで本日高値を更新した。もっとも、昨日高値の147.45円が目先のレジスタンスとして意識されたこともあり、その後はやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは5日続落。欧州中央銀行(ECB)当局者から追加利上げに対して否定的な発言が相次ぎ、ECBの利下げ転換への思惑が意識された。米雇用指標の発表直後こそ1.0830ドル台まで買い戻しが入る場面があったものの、戻りの鈍さを確認すると欧州金利先安観を手掛かりに1.0778ドルまで売りに押された。
・ユーロ円は7日続落。ユーロドルの下げにつれて上値を切り下げる展開となり、158.70円台まで弱含む場面も見られた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。連日で利益確定目的の売りに押される展開となった。週末に米雇用統計の発表が控えていることも手控えムードにつながり、指数は一時190ドル超安まで下押し。もっとも、この日発表された10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回ったことから、米利下げ期待を手掛かりにした押し目買いも入り、引けにかけてはやや下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想より弱い結果となり、米利上げ局面が終了したとの思惑を受けた買いが入った。利回りは約3カ月ぶりの低水準で取引を終えた。
・原油先物相場は4日続落。世界景気の減速懸念を背景として、需給が緩むとの観測から軟調に推移した。
・金先物相場は続落。対ユーロでのドル高進行を背景として商品の割高感が意識され、売りが優勢となった。また、前日にザラ場ベースで史上最高値を更新した直後ということもあり、利益確定売りに押されたことも相場の重しとなった。
(岩間)
ドル・円相場:1ドル=147.15円(前営業日比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.87円(▲0.65円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0797ドル(▲0.0039ドル)
ダウ工業株30種平均:36124.56ドル(▲79.88ドル)
ナスダック総合株価指数:14229.91(△44.42)
10年物米国債利回り:4.16%(▲0.09%)
WTI原油先物1月限:1バレル=72.32ドル(▲0.72ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2036.3ドル(▲5.9ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
11月米サービス部門PMI改定値 50.8 50.8
11月米総合PMI改定値 50.7 50.7
10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数 873.3万件 935.0万件・改
11月米ISM非製造業指数 52.7 51.8
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は小幅反落。NY勢の本格参入後は147.00円を挟んで神経質に上下した。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が873.3万件と市場予想の930.0万件を下回る結果となったことを受け、米長期金利の低下とともに一時146.57円まで下押ししたが、一巡後は下値を切り上げる展開に。米金利はその後も低下基調を維持したが、対欧州通貨などでドルの買い戻しが進んだ影響から、3時30分過ぎには147.39円まで本日高値を更新した。もっとも、昨日高値の147.45円が目先のレジスタンスとして意識されたこともあり、その後はやや伸び悩んだ。
・ユーロドルは5日続落。欧州中央銀行(ECB)当局者から追加利上げに対して否定的な発言が相次ぎ、ECBの利下げ転換への思惑が意識された。米雇用指標の発表直後こそ1.0830ドル台まで買い戻しが入る場面があったものの、戻りの鈍さを確認すると欧州金利先安観を手掛かりに1.0778ドルまで売りに押された。
・ユーロ円は7日続落。ユーロドルの下げにつれて上値を切り下げる展開となり、158.70円台まで弱含む場面も見られた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。連日で利益確定目的の売りに押される展開となった。週末に米雇用統計の発表が控えていることも手控えムードにつながり、指数は一時190ドル超安まで下押し。もっとも、この日発表された10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回ったことから、米利下げ期待を手掛かりにした押し目買いも入り、引けにかけてはやや下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想より弱い結果となり、米利上げ局面が終了したとの思惑を受けた買いが入った。利回りは約3カ月ぶりの低水準で取引を終えた。
・原油先物相場は4日続落。世界景気の減速懸念を背景として、需給が緩むとの観測から軟調に推移した。
・金先物相場は続落。対ユーロでのドル高進行を背景として商品の割高感が意識され、売りが優勢となった。また、前日にザラ場ベースで史上最高値を更新した直後ということもあり、利益確定売りに押されたことも相場の重しとなった。
(岩間)