欧州マーケットダイジェスト・6日 株高・金利低下・ユーロ小幅安
(6日終値:7日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=147.22円(6日15時時点比△0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.71円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0781ドル(▲0.0020ドル)
FTSE100種総合株価指数:7515.38(前営業日比△25.54)
ドイツ株式指数(DAX):16656.44(△123.33)
10年物英国債利回り:3.943%(▲0.082%)
10年物独国債利回り:2.200%(▲0.047%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月独製造業新規受注
前月比 ▲3.7% 0.7%・改
前年比 ▲7.3% ▲3.8%・改
11月英建設業購買担当者景気指数(PMI) 45.5 45.6
10月ユーロ圏小売売上高
前月比 0.1% ▲0.1%・改
前年比 ▲1.2% ▲2.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは小動き。10月独製造業新規受注が予想より弱い結果となったことを受けて売りが先行した。その後も米10年債利回りが4.20%台まで上昇するなか、1.0773ドルまで下押すなどさえない動きとなっていたが、NY時間に入ると売りも一服。11月ADP全米雇用報告が予想より弱い結果となったほか、7-9月期米単位労働コスト・改定値が速報値から下方修正されたことを受けて、米10年債利回りの急低下とともにドル売りが進み、一時1.0804ドルまで本日高値を更新した。一方で1.08ドル台では上値の重さも目立っており、本日ここまでの値幅は0.0031ドル程度と狭いレンジ内での値動きが続いている。
・ドル円はもみ合い。ユーロ円などの下落につれて17時過ぎに146.90円まで下落した後、米長期金利の上昇を手掛かりに147.50円まで買い戻された。もっとも、その後は米長期金利が低下に転じた影響から買いの勢いも落ち着き、147円台前半でのもみ合いに転じた。
・ユーロ円ももみ合い。低調な独指標をきっかけに158.38円まで下落したが、一巡後はショートカバーが入り、159.12円まで反発。NY時間に入ると158円台後半のレンジ内で一進一退の動きとなり、徐々に方向感も乏しくなった。
・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反発。銅価格などの上昇を受けてリオ・ティントなど素材株が上昇し、相場を下支えした。一方で原油先物価格の軟調推移を背景にエネルギー株は売りに押された。
・フランクフルト株式相場は7日続伸し、連日で過去最高値を更新した。欧州の金利先安観が投資家心理の改善につながり、買いの流れが継続した。個別ではフォルクスワーゲン(5.36%高)やザルトリウス(3.18%高)、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(3.10%高)などの上げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債券高につれた。
(岩間)
ドル・円相場:1ドル=147.22円(6日15時時点比△0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=158.71円(▲0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0781ドル(▲0.0020ドル)
FTSE100種総合株価指数:7515.38(前営業日比△25.54)
ドイツ株式指数(DAX):16656.44(△123.33)
10年物英国債利回り:3.943%(▲0.082%)
10年物独国債利回り:2.200%(▲0.047%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
10月独製造業新規受注
前月比 ▲3.7% 0.7%・改
前年比 ▲7.3% ▲3.8%・改
11月英建設業購買担当者景気指数(PMI) 45.5 45.6
10月ユーロ圏小売売上高
前月比 0.1% ▲0.1%・改
前年比 ▲1.2% ▲2.9%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは小動き。10月独製造業新規受注が予想より弱い結果となったことを受けて売りが先行した。その後も米10年債利回りが4.20%台まで上昇するなか、1.0773ドルまで下押すなどさえない動きとなっていたが、NY時間に入ると売りも一服。11月ADP全米雇用報告が予想より弱い結果となったほか、7-9月期米単位労働コスト・改定値が速報値から下方修正されたことを受けて、米10年債利回りの急低下とともにドル売りが進み、一時1.0804ドルまで本日高値を更新した。一方で1.08ドル台では上値の重さも目立っており、本日ここまでの値幅は0.0031ドル程度と狭いレンジ内での値動きが続いている。
・ドル円はもみ合い。ユーロ円などの下落につれて17時過ぎに146.90円まで下落した後、米長期金利の上昇を手掛かりに147.50円まで買い戻された。もっとも、その後は米長期金利が低下に転じた影響から買いの勢いも落ち着き、147円台前半でのもみ合いに転じた。
・ユーロ円ももみ合い。低調な独指標をきっかけに158.38円まで下落したが、一巡後はショートカバーが入り、159.12円まで反発。NY時間に入ると158円台後半のレンジ内で一進一退の動きとなり、徐々に方向感も乏しくなった。
・ロンドン株式相場は3営業日ぶりに反発。銅価格などの上昇を受けてリオ・ティントなど素材株が上昇し、相場を下支えした。一方で原油先物価格の軟調推移を背景にエネルギー株は売りに押された。
・フランクフルト株式相場は7日続伸し、連日で過去最高値を更新した。欧州の金利先安観が投資家心理の改善につながり、買いの流れが継続した。個別ではフォルクスワーゲン(5.36%高)やザルトリウス(3.18%高)、ポルシェ・オートモービル・ホールディング(3.10%高)などの上げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。米債券高につれた。
(岩間)