ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上昇

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇。2時時点では144.35円と24時時点(143.90円)と比べて45銭程度のドル高水準だった。ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに向けてドル買いが進行。米10年債利回りが4%割れまで低下後に一時4.02%台へ戻した動きも支えとなった。ドル円は144.44円まで日通し高値を更新した。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0934ドルと24時時点(1.0946ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドンフィキシングのドル買いが影響して、前日安値1.0923ドルを下抜けて1.0911ドルまでユーロ安・ドル高推移。ただ、その後は一時4.02%台へ戻した米長期金利が4.01%割れへ押し返されたこともあり1.0930ドル台まで水準を回復した。

 ユーロ円は底堅い。2時時点では157.83円と24時時点(157.52円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円安推移に連動後、ユーロドルの下げ渋りもあって157.89円前後へ持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.42円 - 144.44円
ユーロドル:1.0911ドル - 1.0966ドル
ユーロ円:157.21円 - 158.01円

(関口)
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