ニューヨーク外国為替市場概況・1日 ドル円、続落
1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は146.43円と前営業日NY終値(146.92円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.95%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。21時30分前に一時147.11円と日通し高値を付けた。
ただ、前週分の米新規失業保険申請件数や10-12月期米単位労働コスト・速報値が予想よりも弱い内容だったことが分かると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢に。前日の安値146.01円を下抜けて一時145.90円まで値を下げた。米地銀株の急落をきっかけに高く始まったダウ平均が下落に転じると、リスク回避の円買い・ドル売りも入った。
米10年債利回りは一時3.8147%前後と昨年12月28日以来約1カ月ぶりの低水準を付けた。
もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開に。米10年債利回りが3.88%台まで低下幅を縮めたほか、ダウ平均が再び上昇に転じ370ドル超上昇したことが相場を下支えした。
ユーロドルは反発。終値は1.0872ドルと前営業日NY終値(1.0818ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ高水準となった。欧州市場では一時1.0780ドルと昨年12月13日以来の安値を付けたが、NYの取引時間帯に入ると買い戻しが優勢となった。低調な米労働関連の指標をきっかけに米長期金利が低下すると全般ドル売りが進み、一時1.0875ドルまで上値を伸ばした。
なお、24時発表の1月米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが伝わると、1.0808ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。
ユーロ円は反発。終値は159.21円と前営業日NY終値(158.95円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時158.33円付近まで下押ししたものの、NY午後に入ると強含んだ。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て一時159.21円と日通し高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:145.90円 - 147.11円
ユーロドル:1.0780ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:158.08円 - 159.21円
(中村)
ただ、前週分の米新規失業保険申請件数や10-12月期米単位労働コスト・速報値が予想よりも弱い内容だったことが分かると、米長期金利の低下とともに全般ドル売りが優勢に。前日の安値146.01円を下抜けて一時145.90円まで値を下げた。米地銀株の急落をきっかけに高く始まったダウ平均が下落に転じると、リスク回避の円買い・ドル売りも入った。
米10年債利回りは一時3.8147%前後と昨年12月28日以来約1カ月ぶりの低水準を付けた。
もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開に。米10年債利回りが3.88%台まで低下幅を縮めたほか、ダウ平均が再び上昇に転じ370ドル超上昇したことが相場を下支えした。
ユーロドルは反発。終値は1.0872ドルと前営業日NY終値(1.0818ドル)と比べて0.0054ドル程度のユーロ高水準となった。欧州市場では一時1.0780ドルと昨年12月13日以来の安値を付けたが、NYの取引時間帯に入ると買い戻しが優勢となった。低調な米労働関連の指標をきっかけに米長期金利が低下すると全般ドル売りが進み、一時1.0875ドルまで上値を伸ばした。
なお、24時発表の1月米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが伝わると、1.0808ドル付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。
ユーロ円は反発。終値は159.21円と前営業日NY終値(158.95円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。ドル円の下落につれた売りが出て一時158.33円付近まで下押ししたものの、NY午後に入ると強含んだ。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出て一時159.21円と日通し高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:145.90円 - 147.11円
ユーロドル:1.0780ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:158.08円 - 159.21円
(中村)