ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。24時時点では148.41円と22時時点(148.59円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。20時過ぎに一時148.79円と日通し高値を付けたものの、前日に付けた年初来高値148.89円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重し。

 ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.0740ドルと22時時点(1.0737ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。21時30分過ぎに一時1.0723ドルと前日の安値に面合わせしたものの、売り一巡後は下げ渋った。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入った。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では159.40円と22時時点(159.53円)と比べて13銭程度のユーロ安水準。ドル円の失速に伴う円買い・ユーロ売りが入ると、前日の安値159.39円を下抜けて一時159.38円まで値を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.36円 - 148.79円
ユーロドル:1.0723ドル - 1.0762ドル
ユーロ円:159.38円 - 159.87円

(中村)
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