東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 7日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では147.90円とニューヨーク市場の終値(147.94円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが一時4.07%台に低下したことが重しとなり、147.71円まで下押すも一時的。下げの勢いが一服すると、中国株の堅調推移を背景とした円売りの動きの中で147.99円まで切り返した。

 ユーロ円は強含み。12時時点では159.19円とニューヨーク市場の終値(159.11円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げに連れて159.00円付近まで下押すも、その後は中国株高を追い風に159.29円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは高止まり。12時時点では1.0763ドルとニューヨーク市場の終値(1.0755ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準となった。米長期金利の低下を眺め、前日高値を上抜けると1.0766ドルまでわずかに上値を広げた。その後はドル円でドル高となった影響を受けて上昇が一服した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.71円 - 147.99円
ユーロドル:1.0752ドル - 1.0766ドル
ユーロ円:158.92円 - 159.29円


(川畑)
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