ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、上値重い

 7日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重かった。24時時点では147.77円と22時時点(148.20円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。23時前に一時148.26円と日通し高値を更新したものの、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.06%台まで低下すると一転円買い・ドル売りが優勢となった。24時前に一時147.63円と日通し安値を更新した。
 なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「現時点では今年2-3回の利下げが適切だと考える」などと述べた。

 ユーロ円も上値が重かった。24時時点では159.17円と22時時点(159.67円)と比べて50銭程度のユーロ安水準。22時30分過ぎに一時159.73円と日通し高値を付けたものの、前日の高値159.87円がレジスタンスとして意識されると失速した。ドル円の下落につれた売りも出て一時159.07円付近まで下押しした。

 ユーロドルは24時時点では1.0771ドルと22時時点(1.0774ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。22時30分過ぎに一時1.0784ドルと日通し高値を付けたものの、上値は限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.63円 - 148.26円
ユーロドル:1.0752ドル - 1.0784ドル
ユーロ円:158.92円 - 159.73円


(中村)
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