NYマーケットダイジェスト・7日 NYダウ史上最高値・金利上昇・ドルもみ合い

(7日終値)
ドル・円相場:1ドル=148.18円(前営業日比△0.24円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=159.62円(△0.51円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0772ドル(△0.0017ドル)
ダウ工業株30種平均:38677.36ドル(△156.00ドル)
ナスダック総合株価指数:15756.64(△147.64)
10年物米国債利回り:4.12%(△0.02%)
WTI原油先物3月限:1バレル=73.86ドル(△0.55ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=2051.7ドル(△0.3ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比)   3.7%      ▲7.2%
12月米貿易収支         622億ドルの赤字 619億ドルの赤字・改
12月米消費者信用残高        15.6億ドル   234.8億ドル・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は反発。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.13%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。23時前に一時148.26円と日通し高値を更新した。
 ただ、米10年債利回りが4.06%台まで低下すると一転円買い・ドル売りが優勢に。アジア時間の安値147.71円を下抜けて一時147.63円と日通し安値を更新した。
 もっとも、米10年債利回りが再び上昇に転じるとドル円にも買い戻しが入り、148.20円付近まで持ち直した。

・ユーロドルは続伸。米長期金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが優勢となり一時1.0784ドルと日通し高値を付けたものの、米長期金利が上昇すると1.0756ドル付近まで下押しした。もっとも、アジア時間に付けた日通し安値1.0752ドルが目先サポートとして働くと持ち直した。
 なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「現時点では今年2-3回の利下げが適切だと考える」と述べたほか、コリンズ米ボストン連銀総裁は「経済が予想に沿った場合、年内に利下げする可能性が高い」「利下げを支持するにはさらなるデータが必要」と発言。また、バーキン米リッチモンド連銀総裁は「利下げには忍耐強くなるのが合理的」と話したが、相場の反応は限られた。

・ユーロ円は3日ぶりに反発。22時30分過ぎに一時159.73円と日通し高値を付けたものの、前日の高値159.87円がレジスタンスとして意識されると失速。24時前には159.07円付近まで下押しした。ただ、売り一巡後は159円台半ばまで持ち直した。ドル円につれた動きとなった。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。米経済の軟着陸(ソフトランディング)への期待から買いが入りやすかった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次ぐ中、上値は限定的だった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、2022年1月以来2年1カ月ぶりの高値で取引を終えた。前日は利益確定売りに押された半導体株に買いが集まった。

・米国債券相場で長期ゾーンは反落。FRB高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次ぐと、売りが優勢となった。ただ、10年債入札が「好調」と受け止められたこともあり、下値は限定的だった。

・原油先物相場は3日続伸。米エネルギー情報局(EIA)が今年の米国内産油量見通しを前回から下方修正したことも材料視され、需給引き締まり観測から買いが先行した。EIAの在庫統計で原油在庫が予想を大幅に上回る積み増しとなり、売りに押される場面も見られたが、ガソリンとディスティレート(留出油)在庫が予想以上の取り崩しとなり、反応は限られた。

(中村)
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