東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 14日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では150.51円と12時時点(150.62円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。昨日ニューヨーク市場でのドル買い要因「米・中長期金利の上昇」が一服し、ドル円は持ち高調整が中心の値動きとなった。14時前に150.42円まで下落するも、その後は150.50円を挟み上下した。

 ユーロ円は小じっかり。15時時点では161.26円と12時時点(161.31円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下押すタイミングで161.14円までつれ安に。一巡後は下げ幅を縮小する日経平均を眺めながら161.20円台でじり高となった。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0714ドルと12時時点(1.0709ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。昨日安値1.0701ドルを前に下げ止まっているが、反発力もそれほど強まらなかった。
 なお、ポンドドルが1.26ドル台を回復して1.2606ドルまで買われた。この後16時には1月英消費者物価指数(CPI)が発表される。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.42円 - 150.83円
ユーロドル:1.0703ドル - 1.0716ドル
ユーロ円:161.14円 - 161.53円


(小針)
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