欧州マーケットダイジェスト・1日 株高・ドル一転下落
(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=150.15円(1日15時時点比▲0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.72円(△0.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0837ドル(△0.0025ドル)
FTSE100種総合株価指数:7682.50(前営業日比△52.48)
ドイツ株式指数(DAX):17735.07(△56.88)
10年物英国債利回り:4.114%(▲0.010%)
10年物独国債利回り:2.414%(△0.003%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月英ネーションワイド住宅価格(前月比) 0.7% 0.7%
2月トルコ製造業購買担当者景気指数(PMI) 50.2 49.2
1月スイス小売売上高(前年同月比) 0.3% ▲0.1%・改
2月スイス製造業PMI 44.0 43.1
2月仏製造業PMI改定値 47.1 46.8
2月独製造業PMI改定値 42.5 42.3
2月ユーロ圏製造業PMI改定値 46.5 46.1
2月英製造業PMI改定値 47.5 47.1
2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(前年同月比)2.6% 2.8%
2月ユーロ圏HICPコア速報値(前年同月比) 3.1% 3.3%
1月ユーロ圏失業率 6.4% 6.5%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。東京市場からの強い地合いを引き継いで欧州序盤には150.69円まで値を上げたが、昨日高値の150.70円を前に伸び悩んだ。NY時間に入ると米10年債利回りが上昇したことを背景に買いが再開。2月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想を上回る結果になると一時150.72円と本日高値を更新した。ただ、2月米ISM製造業景況指数や2月米ミシガン大学消費者態度指数・確報値、1月米建設支出がいずれも弱い内容だったことで米長期金利の急低下とともに失速し、150.08円付近まで下落した。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州序盤に1.0799ドル、NY序盤に1.0798ドルまでそれぞれ下げたが、昨日安値の1.0796ドルをいずれも下抜け出来ず反発。低調な米指標が相次いだことで米長期金利が急低下すると全般ドル売りが進んだため1.0842ドルまで持ち直した。
ドル安の流れに沿ってその他ストレート通貨も強く、ポンドドルは1.2659ドル、豪ドル米ドルは0.6534米ドル、NZドル米ドルは0.6112米ドルまでそれぞれ上昇した。WTI原油先物価格が昨年11月以来の80ドル台に乗せたことを好感してカナダドルも対ドルで1.3545カナダドルまで強含んだ。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたこともあり、総じて方向感なく推移した。欧州序盤に163.01円まで上昇した後162.30円台まで失速するもその後は162円台後半での推移が続いた。
・ロンドン株式相場は続伸。日経平均株価をはじめアジア株式相場が総じて堅調に推移したことを好感して序盤から買いが強まった。原油高を受けてシェルなどエネルギー関連株が堅調に推移した。
・フランクフルト株式相場は8日続伸。アジア株高の流れを引き継いで序盤には買いが強まったが、高値警戒感も台頭するなかでその後はやや伸び悩んだ。個別では、自社株買いと増配の計画を示したダイムラー(18.10%高)が大幅高となったほか、ヴォノヴィア(3.60%高)も高かった。
・欧州債券相場はまちまち。
(越後)
ドル・円相場:1ドル=150.15円(1日15時時点比▲0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.72円(△0.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0837ドル(△0.0025ドル)
FTSE100種総合株価指数:7682.50(前営業日比△52.48)
ドイツ株式指数(DAX):17735.07(△56.88)
10年物英国債利回り:4.114%(▲0.010%)
10年物独国債利回り:2.414%(△0.003%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月英ネーションワイド住宅価格(前月比) 0.7% 0.7%
2月トルコ製造業購買担当者景気指数(PMI) 50.2 49.2
1月スイス小売売上高(前年同月比) 0.3% ▲0.1%・改
2月スイス製造業PMI 44.0 43.1
2月仏製造業PMI改定値 47.1 46.8
2月独製造業PMI改定値 42.5 42.3
2月ユーロ圏製造業PMI改定値 46.5 46.1
2月英製造業PMI改定値 47.5 47.1
2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値(前年同月比)2.6% 2.8%
2月ユーロ圏HICPコア速報値(前年同月比) 3.1% 3.3%
1月ユーロ圏失業率 6.4% 6.5%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。東京市場からの強い地合いを引き継いで欧州序盤には150.69円まで値を上げたが、昨日高値の150.70円を前に伸び悩んだ。NY時間に入ると米10年債利回りが上昇したことを背景に買いが再開。2月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想を上回る結果になると一時150.72円と本日高値を更新した。ただ、2月米ISM製造業景況指数や2月米ミシガン大学消費者態度指数・確報値、1月米建設支出がいずれも弱い内容だったことで米長期金利の急低下とともに失速し、150.08円付近まで下落した。
・ユーロドルは下値が堅い。欧州序盤に1.0799ドル、NY序盤に1.0798ドルまでそれぞれ下げたが、昨日安値の1.0796ドルをいずれも下抜け出来ず反発。低調な米指標が相次いだことで米長期金利が急低下すると全般ドル売りが進んだため1.0842ドルまで持ち直した。
ドル安の流れに沿ってその他ストレート通貨も強く、ポンドドルは1.2659ドル、豪ドル米ドルは0.6534米ドル、NZドル米ドルは0.6112米ドルまでそれぞれ上昇した。WTI原油先物価格が昨年11月以来の80ドル台に乗せたことを好感してカナダドルも対ドルで1.3545カナダドルまで強含んだ。
・ユーロ円はもみ合い。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたこともあり、総じて方向感なく推移した。欧州序盤に163.01円まで上昇した後162.30円台まで失速するもその後は162円台後半での推移が続いた。
・ロンドン株式相場は続伸。日経平均株価をはじめアジア株式相場が総じて堅調に推移したことを好感して序盤から買いが強まった。原油高を受けてシェルなどエネルギー関連株が堅調に推移した。
・フランクフルト株式相場は8日続伸。アジア株高の流れを引き継いで序盤には買いが強まったが、高値警戒感も台頭するなかでその後はやや伸び悩んだ。個別では、自社株買いと増配の計画を示したダイムラー(18.10%高)が大幅高となったほか、ヴォノヴィア(3.60%高)も高かった。
・欧州債券相場はまちまち。
(越後)