東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 8日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では147.80円と12時時点(147.96円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。本邦の10年債利回りが0.73%台で高止まりし、時間外の米10年債利回りが4.08%前後で低迷していることで、一時147.77円前後まで弱含みに推移した。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0946ドルと12時時点(1.0945ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。この後発表される10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)確定値や米2月雇用統計を控えて、1.09ドル台半ばでの小動きが続いた。
 ナーゲル独連銀総裁は「6月の利下げはデータ次第となる」「経済は年後半に上振れの可能性」と述べたが、ユーロへの影響はなかった。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では161.79円と12時時点(161.95円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて161.77円前後まで弱含みに推移した。

 豪ドル/ドルは0.6634ドル、豪ドル円は98.14円前後まで強含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.53円 - 148.12円
ユーロドル:1.0944ドル - 1.0956ドル
ユーロ円:161.62円 - 162.17円


(山下)
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