東京外国為替市場概況・17時 ドル円 上値重い

 8日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では147.87円と15時時点(147.80円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。148円近辺で上値が抑えられ、147円後半での小動きに始終。東京タイムでは昨日同様に147円半ばで下げ渋るも、日銀の政策修正思惑と米長期金利の低下を背景に上値の重い動きが続いている。
 
 ユーロドルはじり安。17時時点では1.0933ドルと15時時点(1.0946ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。ビルロワドガロー仏中銀総裁が「欧州中央銀行(ECB)は4月か6月に利下げの公算が非常に高い」との見解を示したことも重しに1.0931ドルまでじり安となった。

 ユーロ円は戻りが鈍い。17時時点では161.68円と15時時点(161.79円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。162円近辺を戻り高値に、ビルロワドガロー仏中銀総裁の発言を受けたユーロ売りも重しに161.59円まで安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.53円 - 148.12円
ユーロドル:1.0931ドル - 1.0956ドル
ユーロ円:161.59円 - 162.17円

(金)
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