今日の株式見通し-波乱含みか 大規模緩和は終了の公算 米株は上昇
東京市場は波乱含みか。米国株は上昇。ダウ平均は75ドル高の38790ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表前で様子見ムードは強かったが、テスラやアルファベットなど主力グロースの一角が強く、概ね堅調に推移した。ドル円は足元149円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて105円安の39415円、ドル建てが40円安の39480円で取引を終えた。
本日は日銀の金融政策の結果が発表される。きのう18日の日経平均は、15日の米国株の下落を材料視せず、日銀に関するニュースを手がかりに4桁の上昇となった。きょうギャップアップスタートとなるようならリスクオンとなりやすいが、CME225先物は上昇スタートを示唆していない。米国株の上昇に対する好反応は限られ、前場は日銀の金融政策発表を前に動きづらい地合いとなるだろう。
本日の日本経済新聞1面では、日銀が(1)マイナス金利政策の解除、(2)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール:YCC)の撤廃、(3)ETF、REITの買い入れ縮小―に踏み切るとの観測を報じている。これに対する織り込みは進んでいると思われるが、大規模な政策転換であるため、結果に対する反応は大きくなる可能性がある。きのう先んじて大きく上昇していることを踏まえると、反動で大きく下げる展開も想定される。後場は引け後の植田総裁会見を前に強弱感が定まりづらい中、不安定な動きが続くだろう。きょうはボラティリティの高まりはある程度許容する必要がある。日経平均の予想レンジは39000円-40200円。
本日は日銀の金融政策の結果が発表される。きのう18日の日経平均は、15日の米国株の下落を材料視せず、日銀に関するニュースを手がかりに4桁の上昇となった。きょうギャップアップスタートとなるようならリスクオンとなりやすいが、CME225先物は上昇スタートを示唆していない。米国株の上昇に対する好反応は限られ、前場は日銀の金融政策発表を前に動きづらい地合いとなるだろう。
本日の日本経済新聞1面では、日銀が(1)マイナス金利政策の解除、(2)長短金利操作(イールドカーブ・コントロール:YCC)の撤廃、(3)ETF、REITの買い入れ縮小―に踏み切るとの観測を報じている。これに対する織り込みは進んでいると思われるが、大規模な政策転換であるため、結果に対する反応は大きくなる可能性がある。きのう先んじて大きく上昇していることを踏まえると、反動で大きく下げる展開も想定される。後場は引け後の植田総裁会見を前に強弱感が定まりづらい中、不安定な動きが続くだろう。きょうはボラティリティの高まりはある程度許容する必要がある。日経平均の予想レンジは39000円-40200円。