NY為替見通し=ドル円、152円近辺での重い動きが続くか

 昨日の米ISM製造業景況感指数は予想外に強い内容となり、米長期金利の上昇に伴いドルは堅調な動きも、ドル円は引き続き151円後半で伸び悩む展開が続いている。3月19日の日銀金融政策決定会合でマイナス金利解除を決定した後は円買い材料が乏しくなっている一方で、米早期利下げ思惑は高まらずドルの底堅い動きが続いており、ドル円の上昇トレンドが続くとの見方が強い。

 3月日銀会合を通過した後の3月22日から本日これまでのレンジは151.01円-151.97円と151円台でこう着相場が続いている。底堅さと日本当局の介入ラインとされる152円近辺での重さがどちらも鮮明になっている。どちらの方向にブレイクするかが注目されるが、それなりのインパクトがあるドル買い・円売りの新規材料が出てこなければ、1990年7月以来の152円乗せを果たしたとしても介入警戒感ですんなりと上値を試す展開にはなりにくい。

 NYタイムでは、2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数や複数の米連邦準備理事会(FRB)メンバーの発言を受けた米長期金利の動向に注目。米10年債利回りが2月と3月に抑えられた4.35%を上抜けば、ドル円は152円を試す動きが見込まれる。

・想定レンジ上限
 ドル円は1990年7月6日高値152.30円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円は3月22日安値151.01円が下値めど。

(金)
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