東京マーケットダイジェスト・23日 円小幅高・株方向感ない

(23日15時時点)
ドル円:1ドル=154.76円(前営業日NY終値比▲0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=164.84円(▲0.14円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0651ドル(▲0.0004ドル)
日経平均株価:37552.16円(前営業日比△113.55円)
東証株価指数(TOPIX):2666.23(△3.77)
債券先物6月物:144.23円(△0.01円)
新発10年物国債利回り:0.885%(△0.005%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
特になし

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。鈴木財務相が国会の答弁で「(介入)環境が整ったと捉えられてもいい」などと発言したことを受けて一時154.66円まで下押しする場面があった。もっとも、押し目買い意欲は依然として衰えておらず、すぐに買い戻しが入り154.80円付近まで切り返すなど狭い値幅で方向感がなかった。

・ユーロ円は上値が重い。しばらくは164.90円を挟んだもみ合いが続いていたが、15時過ぎからユーロドルが下落するにつれて次第に売りが強まると164.63円まで値を下げた。

・ユーロドルは小安い。早出の欧州勢が売りで参入すると1.0640ドルまで下押ししたが、総じて値動き自体は鈍かった。

・日経平均株価は続伸。昨日の米国株が上昇した流れを引き継いで380円近く上昇する場面があった。ただ、半導体関連株の買いが続かず、東京エレクトロンなどが下げに転じると日経平均もマイナス圏に沈んだ。一方、下値も限られるなど一進一退の動きとなった。

・債券先物相場は反発。夜間取引で上昇した流れを引き継いで小高く始まるも、材料難のなかで買いの勢いは続かなかった。


(越後)
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