東京マーケットダイジェスト・13日 円神経質・株小幅安

(13日15時時点)
ドル円:1ドル=155.84円(前営業日NY終値比△0.06円)
ユーロ円:1ユーロ=167.88円(△0.12円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0773ドル(△0.0002ドル)
日経平均株価:38179.46円(前営業日比▲49.65円)
東証株価指数(TOPIX):2724.08(▲4.13)
債券先物6月物:143.96円(▲0.30円)
新発10年物国債利回り:0.940%(△0.035%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.11900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)      <発表値>   <前回発表値>
4月マネーストックM2(前年同月比) 2.2%      2.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は神経質な値動き。週明けの仲値に向けては買いが先行し、前週末高値の155.90円を上抜けて一時155.96円まで値を上げた。日銀が国債買い入れオペで期間5-10年のオファー額を前回から減額したことが伝わると一時155.52円まで下押す場面もあったが、下値を拾いたい向きは多く、すぐに155.90円台まで反発。もっとも、仲値前につけた155.96円には届かず、その後は155円台後半での一進一退の動きとなった。

・ユーロ円も神経質な動き。167.96円まで上昇した後に167.54円まで反落するなど、ドル円と同じく日銀の発表を受けて上下したが、総じて167円台後半でのもみ合いとなった。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となるなか、1.0770ドルを挟んだ小動きに終始した。

・日経平均株価は反落。日銀の政策正常化観測が投資家心理の重しとなった。節目の3万8000円割れ水準では好業績銘柄などを中心に押し目買いが入り、指数はプラス圏に浮上する場面も見られたが、後場に入ると国内債の金利上昇に伴う売りが再び強まった。

・債券先物相場は4日続落。日銀が国債買い入れオペを前回から減額したことが伝わると債券売りが強まり、一時143円86銭まで下落した。本邦10年債利回りも一時0.940%と2023年11月以来の高水準を付けている。

(岩間)
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