東京マーケットダイジェスト・31日 ドル高・円高・株高

(31日15時時点)
ドル円:1ドル=156.80円(前営業日NY終値比▲0.02円)
ユーロ円:1ユーロ=169.65円(▲0.21円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0820ドル(▲0.0012ドル)
日経平均株価:38487.90円(前営業日比△433.77円)
東証株価指数(TOPIX):2772.49(△46.29)
債券先物6月物:142.99円(▲0.21円)
新発10年物国債利回り:1.070%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>     <前回発表値>
4月完全失業率
        2.6%      2.6%
4月有効求人倍率
        1.26倍      1.28倍
5月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比    1.9%      1.6%
4月鉱工業生産・速報値
前月比     ▲0.1%     4.4%
前年同月比   ▲1.0%     ▲6.2%
4月商業販売統計速報(小売業販売額)
前年同月比   2.4%      1.1%・改
4月新設住宅着工戸数
前年同月比   13.9%      ▲12.8%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。朝方に157.02円まで買いが先行したものの、月末に絡んだ本邦輸出企業の売りが持ち込まれると156.58円まで売りに押された。一方、低下していた時間外の米10年債利回りが上昇に転じたほか、日経平均株価が堅調に推移したことを支えに156.90円台まで持ち直している。

・ユーロドルは弱含み。昨日の海外市場での上昇に対する持ち高調整の売りに押された。一時1.0811ドルまで下げたほか、ポンドドルも1.2713ドルまで下押しした。

・ユーロ円は上値が重い。早朝に170.08円まで買われたが170円台での滞空時間は短く、その後は月末に絡んでドル円が売られたことにつれたうえ、ユーロドルの下落も重なって169.45円まで下げる場面があった。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反発。前日まで3営業日で800円弱下落した反動から自律反発を狙った買いが優勢となった。週末を前に株価指数先物に買い戻しが入ったこともあり、指数は一時470円超高まで上げ幅を広げた。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで143.31円まで買いが先行したが、日銀が国債買い入れの減額に動くとの見方が根強く、一巡後は142.94円まで失速した。


(越後)
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