東京マーケットダイジェスト・30日 円高・株大幅安

(30日15時時点)
ドル円:1ドル=156.96円(前営業日NY終値比▲0.68円)
ユーロ円:1ユーロ=169.36円(▲0.92円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0790ドル(▲0.0011ドル)
日経平均株価:38054.13円(前営業日比▲502.74円)
東証株価指数(TOPIX):2726.20(▲15.42)
債券先物6月物:143.20円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.060%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(△0.01000%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債       2979億円の処分超  2兆1896億円の取得超・改
対内株式         824億円の取得超   2483億円の取得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は売り優勢。日経平均株価が寄り付きから大きく下落したことを背景に売りが先行した。本邦輸出企業から売りが持ち込まれたほか、午後に入ると時間外の米10年債利回りが小幅ながら低下したことで売りが加速。昨日安値の156.92円を下抜けて156.78円まで下げ足を速めた。

・ユーロ円も売り優勢。日本株の大幅下落を背景にリスクオフのムードが広がり、円が全面高の展開となった。香港株や上海株安も売りを促し、ユーロ円は169.22円、ポンド円は198.96円、豪ドル円は103.46円まで大きく値を下げた。

・ユーロドルは小安い。アジア株安を背景とした売りに押される形で一時1.0788ドルまで下げている。

・日経平均株価は3日続落。昨日の米長期金利が上昇したことで米国株が下落したため、本日の日本株もその影響を受けて売りが優勢に。目先の利益を確定する売りが活発化すると下げ幅を900円超安まで広げる場面もあった。

・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。昨日の欧米債券相場が下落した流れを引き継いだほか、日銀の政策正常化観測も連日で相場の重しとなり、一時142.85円まで下落した。もっとも、一巡後は買い戻しが強まりプラス圏を回復した。


(越後)
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