東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、売り優勢

 3日午後の東京外国為替市場でユーロ円は売り優勢。17時時点では170.33円と15時時点(170.82円)と比べて49銭程度のユーロ安水準だった。欧州勢が参入し始めるとクロス円全般に売り圧力が高まった。5月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が予想を下回ったことが伝わると、一時170.19円と本日安値を付けた。ナイト・セッションで日経平均先物が190円程度下落していることも嫌気された模様。

 ドル円は上値が重い。17時時点では157.13円と15時時点(157.41円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。157.40円前後での推移が続いていたが、日経平均先物の下落などを背景に円買い圧力が高まると157.08円付近まで下げている。

 ユーロドルは17時時点では1.0839ドルと15時時点(1.0852ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。弱い仏指標を手掛かりに1.0834ドルまで下押ししている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:157.00円 - 157.47円
ユーロドル:1.0834ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:170.19円 - 170.89円


(越後)
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