ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調

 3日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では156.20円と22時時点(156.78円)と比べて58銭程度のドル安水準だった。5月米ISM製造業景況指数が48.7と予想の49.6を下回ったほか、4月米建設支出が前月比0.1%減と予想の0.2%増に反して減少すると米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.40%台まで低下。全般ドル売りが優勢となり、一時156.13円と日通し安値を更新した。

 ユーロドルは堅調。24時時点では1.0870ドルと22時時点(1.0845ドル)と比べて0.0025ドル程度のユーロ高水準だった。米経済指標の下振れを受けて全般ドル売りが進行すると一時1.0882ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.22まで低下した。

 ユーロ円は弱含み。24時時点では169.79円と22時時点(170.02円)と比べて23銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出ると一時169.72円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.13円 - 157.47円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0882ドル
ユーロ円:169.72円 - 170.89円


(中村)
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