東京外国為替市場概況・10時 ドル円 買い戻し

 4日の東京外国為替市場でドル円は買い戻しが優勢。10時時点では156.38円とニューヨーク市場の終値(156.08円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。対円以外の主要通貨に対しドルの重い動きが継続し、ドル円も一時155.99円まで下押した。ただ、昨日の安値155.95円を前に下げ渋ると、前日比プラス圏での推移となった米長期金利の動きも支えに156.41円まで買い戻された。

 ユーロドルは小じっかり。10時時点では1.0913ドルとニューヨーク市場の終値(1.0904ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。1.09ドル前半で小動きも、ドルの重い動きが続くなか1.0916ドルまで3月21日以来の高値を更新した。また、ポンドドルは1.2817ドルまで3月14日以来の高値を更新し、豪ドル/ドルは0.6699ドルまで上値を伸ばした。

 ユーロ円は上昇。10時時点では170.66円とニューヨーク市場の終値(170.19円)と比べて47銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の買い戻しやユーロドルのじり高に支えられ、170.73円まで強含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.99円 - 156.41円
ユーロドル:1.0901ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:170.13円 - 170.73円

(金)
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