東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 4日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では156.16円とニューヨーク市場の終値(156.08円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。156.10円台でのもみ合いとなった。昨日は米長期金利の低下につれた売りが強まったこともあり、本日も時間外の米10年債利回りの動向が注目される。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0907ドルとニューヨーク市場の終値(1.0904ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。前日終値付近での小動きとなったが、昨日高値の1.0905ドルを上抜けると一時1.0910ドルまで上昇する場面も見られた。目先は3月21日高値の1.0943ドルがレジスタンスとして意識される可能性が高そうだ。

 ユーロ円は8時時点では170.32円とニューヨーク市場の終値(170.19円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。170円台前半の水準で小高く推移しており、ここからは本邦勢の本格参入や日本株の取引開始を待つ状態だ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.06円 - 156.16円
ユーロドル:1.0901ドル - 1.0910ドル
ユーロ円:170.13円 - 170.35円

(岩間)
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