東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り優勢

 4日午後の東京外国為替市場でドル円は売り優勢。17時時点では155.38円と15時時点(156.20円)と比べて82銭程度のドル安水準だった。昨日と同様に東京終盤から欧州序盤にかけて円買いが活発化したため、ドル円は下値を探る展開となった。昨日安値の155.95円を下抜けて155.32円と5月17日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は一段安。17時時点では169.21円と15時時点(170.30円)と比べて1円9銭程度のユーロ安水準だった。東京終盤から円が全面高となった流れに沿った。欧州株やナイト・セッションの日経平均先物が下落していることも嫌気され、一時169.09円まで下値を広げた。

 ユーロドルはやや弱含み。17時時点では1.0890ドルと15時時点(1.0902ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。株安やユーロ円の下落につれる形で1.0885ドルまで下押ししているが、円絡みの取引が中心となったため、動き自体は鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:155.32円 - 156.49円
ユーロドル:1.0885ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:169.09円 - 170.73円


(越後)
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