東京マーケットダイジェスト・11日 円安・株上値重い

(11日15時時点)
ドル円:1ドル=157.29円(前営業日NY終値比△0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=169.33円(△0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0765ドル(横ばい)
日経平均株価:39134.79円(前営業日比△96.63円)
東証株価指数(TOPIX):2776.80(▲5.69)
債券先物6月物:143.54円(△0.06円)
新発10年物国債利回り:1.020%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.12900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>   <前回発表値>
5月マネーストックM2
前年同月比   1.9%     2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は強含み。本邦勢から買いが観測されたほか、海外筋からも買いが持ち込まれると昨日高値の157.20円を上抜けて157.33円まで値を上げた。その後の下押しも限られ、高値圏を維持した。

・ユーロ円も強含み。ドル円の上昇につれる形で東京序盤から買いが強まり、一時169.41円まで値を上げた。なお、豪ドル円は103.93円、NZドル円は96.39円まで上昇するなど、クロス円は総じて底堅く推移した。

・ユーロドルは小動き。東京市場での値幅は11pipsと非常に狭く動きは緩慢だった。

・日経平均株価は続伸。昨日の米ハイテク株高を背景に東京エレクトロンなどが買われ、指数は一時300円近く上昇した。ただ、今週には日米金融政策発表を控えていることもあり、一巡後は持ち高調整の売りに押された。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。小幅安で始まった後は徐々に買い戻されると143.64円まで持ち直す場面があった。一方、上値も限られるなどポジション調整主導の展開となった。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。