東京外国為替市場概況・17時 ドル円 しっかり

 13日午後の東京外国為替市場でドル円はしっかり。17時時点では157.27円と15時時点(157.07円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。昨日の米5月消費者物価指数(CPI)の結果発表後の下げを取り戻したドル円は値動きこそ緩くなるも、高値圏の157円前半で下値が堅く、157.31円まで上値を伸ばした。時間外の米10年債利回りはNY引け水準の4.32%前後で小動きが続いている。

 ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0814ドルと15時時点(1.0804ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。1.08ドル割れを回避し、1.08ドル前半の狭いレンジ内での小動きが継続。テクニカル的には日足一目均衡表・雲の上限(1.0791ドル)や200日移動平均線(1.0790ドル)がサポート水準として機能するかどうかに注目。
 
 ユーロ円は堅調。17時時点では170.07円と15時時点(169.70円)と比べて37銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後も円売りが散見され、170.14円まで高値を更新した。豪ドル円は104.67円まで上値を伸ばし、ポンド円は201.20円まで2008年8月以来の高値を塗り替えた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.59円 - 157.31円
ユーロドル:1.0800ドル - 1.0816ドル
ユーロ円:169.30円 - 170.14円

(金)
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