東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 14日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では157.21円とニューヨーク市場の終値(157.03円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。朝方に156.93円まで下押した後はじり高で推移。週末を前に実質5・10日(ゴトー日)扱いとなることで、仲値公示に向けて157.24円まで上昇して前日高値(157.31円)に接近した。

 ユーロ円はじり高。10時時点では168.78円とニューヨーク市場の終値(168.61円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に歩調を合わせる形となり、168円台半ばでの底堅さを確認すると168.84円まで切り返した。

 ユーロドルは動意薄。10時時点では1.0736ドルとニューヨーク市場の終値(1.0737ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。円主体の動きとなったこともあり、これまでの値幅はわずか6pips程度とこう着した展開となった。

 豪ドルは弱含み。対円で104.02円まで、対ドルでは0.6621ドルまで、それぞれ売られる場面が見られた。豪州の中長期債利回りが低下して始まったことが重しとなった模様である。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.93円 - 157.24円
ユーロドル:1.0735ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:168.48円 - 168.84円

(川畑)
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