東京外国為替市場概況・12時 ドル円、強含み

 14日の東京外国為替市場でドル円は強含み。12時時点では157.32円とニューヨーク市場の終値(157.03円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて神経質な動きが続くも、下値は堅かった。昨日まで低下基調だった米長期金利が水準を切り上げたことにも後押しされ、前日高値157.31円を上抜けて157.38円まで上昇した。

 ユーロ円は買い優勢。12時時点では169.00円とニューヨーク市場の終値(168.61円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。ドル円につれて底堅く推移するなか、プラス圏推移の米株先物や日経平均のマイナス幅縮小なども支えに169.07円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは12時時点では1.0743ドルとニューヨーク市場の終値(1.0737ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。動意は鈍かったものの、日足一目均衡表・雲の下限1.0737ドルを割り込んだ水準では再び下げ渋った。ユーロ円が強含んだタイミングでは1.0740ドル台でじり高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.93円 - 157.38円
ユーロドル:1.0735ドル - 1.0744ドル
ユーロ円:168.48円 - 169.07円


(小針)
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